【夢日記】逃げる夢や空を飛ぶ夢は何を意味する?【夢占い】

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坂道を登り、そして空へ逃げる夢

夢の中で、私は友人2人と喧嘩をしていました。
気がつくと形勢は不利になり、私は逃げる側に回っていました。
場所は急な坂道。
息を切らしながら、必死に坂を駆け上がっていきます。

夢の中でよくあることですが、追いかけてくる相手のスピードはいつも自分よりも速く、すぐに追いつかれてしまいそうな感覚に襲われます。
このときも例外ではなく、後ろから迫ってくる二人の足音が恐怖をかき立てました。
さらに夢の中でおなじみの「逃げるときに足が遅くなる現象」と「息がすぐに切れてしまう現象」も重なり、思うように体が動きません。
それでも、この夢ではなぜか少しだけ体力が持ち、追いつかれる前にどうにか坂を登り切ることができました。

坂の上には小さなバス停がありました。
しかし、立ち止まってしまえばすぐに追いつかれるのは目に見えています。
そこで私は「空に逃げよう」と考えました。
そう思った瞬間、どこかで「これは夢だ」と一時的に気づいていたのかもしれません。
あるいは、夢の中の私は空を飛ぶことを現実の延長線上にある常識のように受け入れていたのかもしれません。

しかし、いざ飛ぼうとしても簡単にはいきませんでした。
足に力を込めてジャンプしても、少し浮く程度で空へは届きません。
どうにか飛ぶための勢いが必要だと考えた私は、いつの間にか現れたゴムの紐のようなものを使って、自分自身をまるでスリングショットの玉のように飛ばす方法を思いつきました。

地面と水平に張られたゴム紐を手前に引き、その反動を利用して体を宙に放り出します。
最初の数回は思うように飛べませんでしたが、繰り返すうちにだんだんコツをつかみ、ついに体が大きく宙に舞い上がりました。
風を切る感覚と、地面が遠ざかっていく不思議な浮遊感が全身を包みます。

最後には電柱の上まで飛ぶことに成功しました。
地上から一気に視界が広がり、逃げ切れた安堵感と、空を飛べた喜びが同時に押し寄せてきます。
その瞬間、夢は途切れ、私は目を覚ましました。

夢占いの視点から

夢占いで『逃げる夢』は現実での不安やプレッシャーから解放されたい気持ちを表します。
特に友人から逃げるのは、対人関係での摩擦や心の距離感を暗示することがあります。
一方『空を飛ぶ夢』は自由や成長の象徴で、困難を克服したい願望や新しい可能性に挑む前向きな気持ちを示すとされます。
今回の夢は、不安の中でも自分の力で状況を乗り越えようとする心の動きを表していると解釈できます。

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