最近、何度も同じ街の夢を見ます。
実際には一度も行ったことがないはずなのに、目が覚めた後も鮮明に思い出せる場所です。
今日は、その夢の内容と感じたことを記録しておきます。
その街は、日本の雰囲気と西洋の建物が入り混じった、不思議な景観をしています。
石畳の道が続き、瓦屋根の家と尖った塔が同じ通りに並び立つ光景は、まるで絵本の中の世界のよう。
空は薄く曇っていて、柔らかな風がゆっくりと頬を撫でていました。
私はその街の広場に立ち、周囲を見回していました。
人影はなく、聞こえるのは風の音と遠くの鐘の音だけ。
やがて、一本の細い路地に足を踏み入れました。
曲がり角を曲がると、小さなカフェのような建物が見えましたが、不思議と中には入れません。
ただ立ち尽くし、その建物を眺めているうちに、ふっと景色がかすみ、次の瞬間には別の通りに立っていました。
目が覚めた瞬間、その街の全体像が頭に浮かびました。
夢の中では歩いていない通りや、建物の裏側まで思い出せるのです。
まるで長年住んでいた街の地図を描くような感覚で、そのリアルさに少し怖くなるほどでした。
この街は、一体どこなのでしょうか。
前世で暮らしていた記憶が夢となって現れたのか、あるいは脳が偶然作り出した幻想なのか…。
心理学的には「繰り返し見る夢」は心の深層にある何かを反映していると言われますが、真相はわかりません。
同じ場所の夢を何度も見る方、あなたにもこんな経験はありますか?
不思議な夢は、時に現実よりも鮮明で、強く心に残ります。
夢日記として記録しておくと、後で読み返した時に新しい発見があるかもしれません。